東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比15.49ポイント高い1281.16だった。
一時は1285.64と、取引時間中としては2018年2月5日以来2年8カ月ぶりの高水準となった。米経済対策の先行きに不透明感が漂うなか、業績が米景気の影響を受けにくい新興銘柄に買い安心感が広がった。河野行革担当相が地方自治体向けに押印廃止マニュアルの作成を検討していると、報じられている。このことで、弁護士ドットコムなどデジタル行政関連銘柄が相場を下支えている。
また、メルカリやサイバダイン、アクシスが上昇した。一方で最近、新規上場したばかりのタスキやヘッドウォが下落した。
値上がり銘柄数は154、値下がり銘柄数は163となった。
個別では、アクアライン、CYBERDYNEがストップ高。総医研ホールディングス、GA technologies、メディカルネット、sMedio、バリューゴルフなど20銘柄は年初来高値を更新。イノベーション、フーバーブレイン、GMOフィナンシャルゲート、ミンカブ・ジ・インフォノイド、BuySell Technologiesが買われた。
一方、タスキ、ナノキャリア、SERIOホールディングス、イオレ、ヘッドウォータースが売られた。
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