マザーズ指数は3日ぶり反落、IPOは好調

東証マザーズ指数は前週末比2.10ポイント安の870.25ポイントと3日ぶり反落した。
NYダウ、ナスダック総合指数はともに過去最高値を更新した。個人投資家センチメントの改善に寄与しているが、直近IPO銘柄への資金集中によって時価総額上位銘柄が大きく下落するとなると、マザーズ指数の重石となっている。
マザーズ市場では、IPOが相次ぎ、好スタートを切る銘柄多い。
足元では、マザーズ指数に直接影響を与えることはないが、直近IPO銘柄が騰勢を強めることで個人投資家心理の改善に繋がってくるだろう。
 
値上がり銘柄数は113、値下がり銘柄数は188となった。
 
23日にマザーズ市場に上昇したgbHDは10時36分、公募・売り出し価格(公開価格、2690円)を49.4%上回る4020円で初値をつけた。午前の終値は3755円。
 
個別では、フルッタフルッタ、ランディックス、オンコセラピー・サイエンス、レントラックス、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズなど10銘柄が年初来安値を更新。アズーム、INCLUSIVE、ウィルズ、JTOWER、エディアが売られた。
 
一方、SERIOホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。ピーバンドットコム、ドリコム、Jストリーム、スペースマーケット、レアジョブなど8銘柄は年初来高値を更新。エードット、アドベンチャー、チームスピリット、ブリッジインターナショナル、ライトアップが買われた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次