マザーズ指数は3日ぶり反落、損益通算の節税の売り

 
東証マザーズ指数は前日比3.50ポイント安の995.10ポイントと3日ぶり反落。東京市場全般は堅調な推移となったが、前日大幅高していたマザーズでは反動安となる銘柄が多かった。取引開始直後に節目の1000を上回る場面があったが、戻り売りに押された。年末が近づくなか確定申告を意識した損益通算の節税目的の損失確定売りも重荷だった。
 
メルカリ、BASEが下げた。一方、エネチェンジ、NexToneが上げた。
値上がり銘柄数は174、値下がり銘柄数は224となった。
 
個別ではラバブルマーケティンググループが一時ストップ安と急落した。エムビーエス、インタースペース、イオレ、フルッタフルッタ、ファンデリーなど26銘柄は年初来安値を更新。くふうカンパニー、GRCS、コアコンセプト・テクノロジー、I-ne、Macbee Planetが売られた。
 
 一方、網屋、JDSC、Finatextホールディングス、サイジニア、HYUGA PRIMARY CAREなど6銘柄がストップ高。ジィ・シィ企画、THECOOは一時ストップ高と値を飛ばした。バーチャレクス・ホールディングス、リファインバースグループなど5銘柄は年初来高値を更新。アスタリスク、グローバルセキュリティエキスパート、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDR、Birdman、オムニ・プラス・システム・リミテッドが買われた。
 
23日に上場した4銘柄はいずれも前場で初値を付けた。エクサWiz(4259、マザーズ)、三和油化工業(4125、ジャスダック)が初値を上回って終えた一方、ハイブリッド(4260、マザーズ)、クルーバー(7134、ジャスダック)は初値を下回った。

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