東証マザーズ指数は前日比8.06ポイント安の1054.52ポイントと3日ぶり反落した。
前場は続伸基調で推移したものの、徐々に売りが先行。マザーズ指数は後場になってマイナス転落した。
オミクロン株が経済活動に与える影響を楽観した買いは一巡し、売り物に押され気味の一日だった。ただ、シーズメンやサイエンスAなどは「動けば何でも良いという投資家の買いが集まって、にぎわった」といい、材料難の中でも値動きの重視の投資家による売買は活発だった。前期業績が上振れたセルソースが12%高。弁護士COMも上げた。一方、メルカリ、ウェルスナビが下げた。
今月中旬以降に新規株式公開(IPO)が相次ぐため、IPO銘柄を購入するために手持ちの株式を売却して資金を捻出するとの警戒が重荷となった。
値上がり銘柄数は143、値下がり銘柄数は238となった。
個別では、INCLUSIVEがストップ安。セーフィー、くふうカンパニー、Photosynth、エーアイ、VALUENEXなど8銘柄は年初来安値を更新。ハウテレビジョン、エスユーエス、リビン・テクノロジーズ、シャノン、イーエムネットジャパンが売られた。
一方、サイエンスアーツ、アスタリスクがストップ高。ボードルア、リファインバースグループ、和心は一時ストップ高と値を飛ばした。アールプランナー、ワンキャリア、セルソース、バーチャレクス・ホールディングスなど6銘柄は年初来高値を更新。ラストワンマイル、リビングプラットフォーム、BlueMeme、ACSL、Amaziaが買われた。
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