東証マザーズ指数も3営業日ぶりに反落した。終値は前日比16.81ポイント安い1171.07だった。国内外で新型コロナウイルス感染拡大に伴う規制措置や自粛要請が相次ぎ、大型株が中心の東証1部の軟弱な地合いを反映して買いが手控えられる中、利益確定売りがやや優勢となった。
AIinsやホープ、メルカリが下落した。一方、業績拡大への期待からカラダノートには買いが集中した。好決算を発表したマクビープラも買われたほか、Pアンチエイが上昇した。
市場関係者から「下落場面を拾う投資家が多く、新興市場は売り物が一巡すれば再び上昇トレンドに乗る」と、強気な声が聞かれた。
値上がり銘柄数は87、値下がり銘柄数は229となった。
15日に東証マザーズ市場に新規上場したスタメンは初値(2051円)を下回って取引を終えた。終値は初値比185円(9.0%)安の1866円だった。
個別では、シャノンが一時ストップ安と急落した。Amaziaは年初来安値を更新。バリューゴルフ、松屋アールアンドディ、rakumo、ホープ、VALUENEXが売られた。
一方、プレミアアンチエイジングがストップ高。ニューラルポケットは一時ストップ高と値を飛ばした。GA technologies、ホットリンク、BuySell Technologiesは年初来高値を更新。Macbee Planet、アジャイルメディア・ネットワーク、セルソース、サイバー・バズ、GMOフィナンシャルゲートが買われた。
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