マザーズ指数は3日ぶり反落、利益確定売り

 
東証マザーズ指数は前日比12.38ポイント安の1243.27ポイントと3日ぶり反落。
高く始まったが買いが続かずに軟調な推移となった。
米大統領選後の政局を巡る観測で米ハイテク株が上昇し、国内でもマザーズ市場に上場するネット関連銘柄を中心に買われていたが、時価総額上位の弁護士ドットコムやAIinsideなどが下落に転じたことで指数を押し下げた。割高感も強まっており個人投資家などが利益確定売りを出した。
市場では「25日移動平均線を上値のメドに売りが出ている」との指摘があった。日経平均株価が29年ぶりの高値を付け、値動きの良さから資金が主力株にシフトしたことも響いたようだ。
BASEやすららネット、AIinsが下落した。一方、直近で新規株式公開(IPO)したレッティやカラダノートが買われたほか、ジーエヌアイやJTOWERが上昇した。
値上がり銘柄数は126、値下がり銘柄数は192となった。
 
個別では、ソーシャルワイヤー、モダリス、プロパティデータバンク、Delta-Fly Pharma、キャンバスが売られた。
 
一方、カラダノート、GMO TECH、Rettyがストップ高。ドラフトは一時ストップ高と値を飛ばした。Jストリーム、JMDC、AI inside、松屋アールアンドディ、KIYOラーニングなど8銘柄は年初来高値を更新。フルッタフルッタ、アクシス、ソフトマックス、ウィルズ、さくらさくプラスが買われた。

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