マザーズ指数は3日ぶり反落、利益確定売りが目立った

 
東証マザーズ指数は6.51ポイント安の1042.12と3営業日ぶりに反落した。
前日まで大幅続伸していた反動もあって利益確定売りが出て上値を抑えた。
新規上場したMTGに投資家の関心が集まり、新興企業市場全体としては盛り上がりを欠く展開だった。6月中旬以降の株価下落で利益を失った投資家の多くが「立ち直り切れていない」ことで、新規上場銘柄人気が他の銘柄に波及する動きは限定的だった。
 
値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は149となった。
 
個別では、シルバーライフ、和心がストップ安。串カツ田中ホールディングス、ネットイヤーグループ、FFRI、バリューゴルフ、アクトコールなど6銘柄は年初来安値を更新。ゼネラル・オイスター、ロジザード、エーアイ、アイ・ピー・エス、アルファポリスが売られた。
 
一方、データセクションがストップ高。フルッタフルッタ、ディー・ディー・エスは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、タイセイ、アセンテック、ホットリンク、JMCなど10銘柄は年初来高値を更新。プラッツ、駅探、グランディーズ、ZUU、農業総合研究所が買われた。
 
10日に上場した健康・美容機器のMTGは初値7050円を付けた。終値は7350円と初値を4.3%上回った。
 

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