マザーズ指数は3日ぶり反落、利益確定の売り

東証マザーズ指数は3日ぶりに反落した。終値は前日比12.37ポイント安い1244.79だった。前日の米国市場での金利上昇やハイテク株安、それに本日の日経平均の大幅反落を受け、マザーズ指数も軟調な展開となった。このところ堅調だった主力のIT・インターネット関連株を中心に利益確定の売りが出た。一方、直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角が買われるなど個人投資家の物色意欲は根強く、マザーズ指数は朝方にこの日の安値を付けると下げ渋る場面もあった。個人投資家の物色意欲の根強さを窺わせる。
サイバトラスやオキサイドなど、直近新規株式公開(IPO)銘柄の商いが目立った。BASEやAIins、マクアケが下落した。半面、HENNGEやマネフォ、ウェルスナビが上昇した。
 
売買代金は概算で1653.54億円。騰落数は、値上がり95銘柄、値下がり248銘柄、変わらず11銘柄となった。
 
個別では、ホープがストップ安。アマナ、タスキ、ソーシャルワイヤー、モダリス、リビングプラットフォームなど7銘柄は年初来安値を更新。i-plug、イトクロ、ニューラルポケット、バリュエンスホールディングス、フーバーブレインが売られた。
 
一方、サイバートラストが一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、ファンデリー、イントランス、アクセルマーク、メディカルネットなど14銘柄は年初来高値を更新。Kaizen Platform、スパイダープラス、バンク・オブ・イノベーション、ASJ、リネットジャパングループが買われた。

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