東証マザーズ指数は前日比1.38ポイント安の936.78ポイントと3日ぶり反落。
本日から中国で始まる全国人民代表大会(全人代)の内容を見定めたいとの思惑も買い見送りとなっている。マザーズ市場では、引き続きバイオ関連株の堅調地合いが続いているほか、直近IPO銘柄への見直し買いも続いている。
市場では「直近IPO銘柄は指数上昇に寄与はしないものの、個人投資家のマインド改善にはプラスに働く」との指摘が聞かれ、下値では個人の押し目買いが入っている。
値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は172となった。
個別では、MTGが昨年来安値を更新。UMNファーマ、すららネット、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、アクリート、アジャイルメディア・ネットワークは値下がり率上位に売られた。
一方、トランザスがストップ高。キャンディルは一時ストップ高と値を飛ばした。マネジメントソリューションズ、識学、ファイバーゲートは昨年来高値を更新。ライトアップ、カヤック、フロンティア・マネジメント、ソネット・メディア・ネットワークス、SERIOホールディングスが買われた。
