マザーズ指数は3日ぶり反落、リスク回避の売り

東証マザーズ指数は、27日の米国市場では、再び米ナスダック総合指数が大幅に反落しており、前日とは一転してリスク回避の売りで反落した。
前引けは前日比18.02ポイント安の1065.00。時価総額の大きいミクシィやメルカリが下げ、UNITEDも売られた。
27日に新規上場したエーアイやアイ・ピー・エスなど直近の上場銘柄に個人投資家の資金が向かい、既存上場銘柄への買いが手控えられたという。
値上がり銘柄数は45、値下がり銘柄数は204となった。
 
個別では、フィット、ミクシィ、トランスジェニック、メディネット、手間いらずなど40銘柄が年初来安値を更新。プロパティデータバンク、ライトアップ、エコモット、ビープラッツ、シリコンスタジオが売られた。
 
一方、アイ・ピー・エスがストップ高。ホットリンク、ZUU、JMC、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ソネット・メディア・ネットワークスは年初来高値を更新。サインポスト、ソレイジア・ファーマ、シェアリングテクノロジー、和心、ALBERTが買われた。
 
 
27日に東証マザーズ市場に上場したエーアイは上場2日目の28日、3500円の初値を付けた。公募・売り出し価格(公開価格、1000円)の3.5倍となった。一時3980円まで上昇したが、前引けは初値をやや下回る3450円だった。

 

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