東証マザーズ指数も3営業日ぶりに反発し、9.68ポイント高の1113.38で終えた。
朝方は売りが先行し、6日に付けた直近の安値を一時下回った。ただ、中国株の反発などを受けて日経平均株価が上昇基調を強めたため、買い安心感が広がり、プラス圏に浮上した。一方、メルカリ関連株は「前日の新規上場で材料出尽くし感が強い」とされ、下落が目立った。
値上がり銘柄数は151、値下がり銘柄数は95となった。
個別では、駅探がストップ高。ウォンテッドリーは一時ストップ高と値を飛ばした。ビープラッツ、ラクスルなど3銘柄は年初来高値を更新。JMC、シルバーライフ、ソネット・メディア・ネットワークス、トレンダーズが買われた。
一方、ミクシィ、イオレ、メディネット、手間いらず、夢展望など39銘柄が年初来安値を更新。レントラックス、窪田製薬ホールディングス、HEROZ、ユナイテッド、メルカリが売られた。
マザーズ市場に20日上場したログリーには買い注文が集まり、取引が成立しなかった。気配値は公開価格の1860円の2.3倍の4280円と、東証が定める同日の上限まで切り上がった。
