東証マザーズ指数は3日ぶり反発した。前日比6.21ポイント高の896.51ポイントだった。
18日の米国株式市場で、米中首脳会談の開催意向が示されたことで主要3指数が揃って続伸し、朝方のマザーズ市場にも買いが先行した。
寄り付き後に、本日マザーズ市場へと上場したSansanが堅調な出足となった流れから、指数寄与に影響しない同社へと向かったことで、マザーズ指数は一時上げ幅を縮小する場面もあった。
Sansanは、公開価格4500円を260円上回る4760円で初値をつけた。
その後は、Sansanが上げ幅を拡大するなか、個人投資家のセンチメント改善に繋がり、マザーズ銘柄全般に対する買い戻しの動きも目立つようになった。
売買代金は概算で1200.79億円。騰落数は、値上がり191銘柄、値下がり85銘柄、変わらず8銘柄となった。
個別では、ソーシャルワイヤー、アイ・ピー・エス、Sansanがストップ高となった。キャンディル、イオレ、AMBITION、ユニフォームネクスト、モルフォなど12銘柄は年初来高値を更新した。レアジョブ、フルッタフルッタ、アルー、ユーザーローカル、イーエムネットジャパンが買われた。
一方、Lib Work、フィット、Aiming、くふうカンパニー、バルテスなど7銘柄が年初来安値を更新した。Kudan、EduLab、ハウテレビジョン、シノプス、ラクスが売られた。
