東証マザーズ指数は前日比12.47ポイント高の893.27ポイントと3日ぶり反発。
昨日の大幅下落の原因となった中東情勢の緊迫化懸念が一服する形で買い戻しが優勢となった。前日の米国市場では、行き過ぎた地政学リスクの懸念が後退し、主要株価指数は揃って反発。為替も1ドル=108円40銭台まで円安方向に戻していたことから、本日の東京株式市場でも全面的に買い戻しが先行した。
個人投資家心理は改善し、マザーズ市場でも幅広い銘柄が上昇したが、特にメルカリやSansan、サイバダインといった時価総額上位銘柄の上げが寄与した。直近IPO(新規株式公開)銘柄でも、マクアケやAIinsなどが商いを伴って上昇した。
値上がり銘柄数は252、値下がり銘柄数は53となった。
個別では、イノベーション、サイバー・バズがストップ高。フェイスネットワーク、マネーフォワード、Link-U、ジーンテクノサイエンス、メドピアなど9銘柄は昨年来高値を更新。AI inside、アジャイルメディア・ネットワーク、フロンティア・マネジメント、霞ヶ関キャピタル、ウィルズが買われた。
一方、ウォンテッドリー、GMOメディアが昨年来安値を更新。エヌ・ピー・シー、Lib Work、global bridge HOLDINGS、ジーエヌアイグループ、SOUが売られた。
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