東証マザーズ指数は前週末比8.37ポイント高の861.59ポイントと3日ぶり反発した。
東証1部の大幅な上昇を受けて、冷え込んでいた投資家心理が改善した。
オンコリスやアンジェス、そーせいといった医薬・バイオ関連のほか、UUUMやメルカリなど時価総額上位銘柄の一部が上昇した。
ただ、東証1部の日経平均株価に比べ、マザーズ指数の上昇率は限られた。大型株に投資家の目が奪われる形となり、市場関係者からは「商いの盛り上がりはいまひとつだった」との声が上がっていた。
値上がり銘柄数は173、値下がり銘柄数は89となった。
個別では、ソフトマックス、ディー・ディー・エス、シャノン、オンコリスバイオファーマがストップ高。日本スキー場開発は一時ストップ高と値を飛ばした。ネットイヤーグループ、CRI・ミドルウェア、はてな、旅工房など5銘柄は昨年来高値を更新。EduLab、アドバンスト・メディア、Jストリーム、イノベーション、トレンダーズが買われた。
一方、すららネット、メドレックス、Fringe81、MTGがストップ安。EduLab、アジャイルメディア・ネットワーク、コンヴァノ、ライトアップなど5銘柄は昨年来安値を更新。シルバーエッグ・テクノロジー、ジャパンインベストメントアドバイザー、アイ・ピー・エス、ZUU、エル・ティー・エスが売られた。
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