マザーズ指数は3日ぶり反発、時価総額上位銘柄が買われる

東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比30.23ポイント高い1192.10だった。上昇率は11月5日以来の大きさだった。
前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が最高値を付け、投資家のリスクセンチメントが改善し、「国内でもハイテク関連に市場の関心が向かった」との声があった。
時価総額の大きいメルカリやフリー、JMDCなどの主力銘柄を中心に上げ幅を拡大、指数を押し上げた。マザーズ市場の売買代金ランキングの上位5位はココペリやヤプリなどの直近に新規株式公開(IPO)した銘柄が占めた。ケアネットやエヌピーシー、自律制御シ研が下落した。
値上がり銘柄数は276、値下がり銘柄数は66となった。
 
きょうマザーズ市場に新規上場したオンデックは、買い気配のまま取引を終えた。気配値を公募・売り出し価格(公開価格、1550円)の2.3倍にあたる3565円に切り上げた。
 
個別では、gooddaysホールディングスがストップ高。ENECHANGE、クリングルファーマ、HANATOUR JAPAN、いつもは一時ストップ高と値を飛ばした。CRI・ミドルウェア、ココペリ、ヤプリ、ミンカブ・ジ・インフォノイド、プレミアアンチエイジングなど8銘柄は年初来高値を更新。ドラフト、テックポイント・インク、NexTone、エードット、みらいワークスが買われた。
 
一方、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ安。ファンペップ、インバウンドテック、サイバー・バズ、ジェイックは年初来安値を更新。Macbee Planet、Fast Fitness Japan、アマナ、トランスジェニック、NATTY SWANKYが売られた。

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