東証マザーズ指数は前日比29.18ポイント高の1186.15ポイントと3日ぶり反発した。
東証1部市場で上値の重い大型株から値動きが活発な小型株に投資資金がシフトした動きが波及し、新興企業市場では値頃感のある成長株が幅広く買われた。
新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が広がり、「新たな生活様式を見据えたサービスや製品を手掛ける巣ごもり関連株が人気となった」。特にマザーズでは前場の取引開始から投資家の物色姿勢が強く、全銘柄のうち73%が値上がりした。
値上がり銘柄数は244、値下がり銘柄数は74となった。
個別では、ケアネット、メディカルネットがストップ高。メディア工房は一時ストップ高と値を飛ばした。ホットリンク、BuySell Technologiesは年初来高値を更新。リグア、コマースOneホールディングス、モルフォ、ロジザード、サンワカンパニーが買われた。
一方、アララ、フィーチャ、I-ne、サイバー・バズ、Branding Engineerが年初来安値を更新。フレアス、オンコリスバイオファーマ、タメニー、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、メルカリが売られた。
目次
