東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比27.06ポイント高い759.64だった。米国株高などを背景に投資家心理が改善しており、グロース株売りの一服もあって新興市場にも買いが入った。日経平均株価が上昇したことや、米金利上昇に対する過度な懸念がやや後退したことで新興市場の投資家心理が改善した。
マーケットアナリストは「28日の米長期金利が低下したことで、高PER(株価収益率)が多いマザーズ銘柄に買いが入りやすかった」とみていた。
メルカリやビジョナル、フリーなど時価総額の大きい主力銘柄が買われた。一方、サンバイオやCCTは売られた。
売買代金は概算で1420.60億円。騰落数は、値上がり316銘柄、値下がり90銘柄、変わらず19銘柄となった。
個別では、ジェイフロンティア、グローバルウェイ、Kaizen Platform、エッジテクノロジー、JTOWERなど6銘柄がストップ高。アンビション DX ホールディングス、ジーネクストは一時ストップ高と値を飛ばした。ITbookホールディングス、バンク・オブ・イノベーション、グローバルセキュリティエキスパート、フロンティアインターナショナルなど5銘柄は昨年来高値を更新。日本情報クリエイト、ステムセル研究所、Kids Smile Holdings、ウェルスナビ、いつもが買われた。
一方、ENECHANGE、ダブルエーが昨年来安値を更新。コアコンセプト・テクノロジー、メンタルヘルステクノロジーズ、中村超硬、BeeX、サーキュレーションが売られた。
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