東証マザーズ指数は前週末比2.72ポイント高の987.78ポイントと3日ぶり反発。
前週末の終値近辺での小幅なもみ合いに終始した。新たな手がかり材料が少なく、新興企業市場全体にはっきりした方向感は出なかった。
新型コロナウイルスのPCR検査装置と検査試薬を発売すると発表したPSSがにぎわうなど、引き続き材料株を物色する動きは見られた。
前引けにかけて弱含みとなったが、メルカリが堅調で指数の下値を支え、大引けにかけて堅調な値動きとなった。ライフネット生命保険も大幅高。マクアケも高い。
一方で、アンジェスは下落が止まらず、iキューブ、BASE、弁護コムは反落した。
「日本株全体の上昇が一服し、信用評価損益率も一時に比べればやや悪化しているため、一時に比べると個人投資家の動きは少し鈍っている」という。
値上がり銘柄数は165、値下がり銘柄数は153となった。
個別では、Aiming、sMedio、イノベーション、GMOフィナンシャルゲート、コマースOneホールディングスがストップ高。トライステージ、ジェネレーションパス、ロコンド、メルカリ、マクアケなど8銘柄は年初来高値を更新。ライフネット生命保険、レントラックス、グッドパッチ、ロジザード、イグニスが買われた。
一方、フィーチャ、アイキューブドシステムズ、Branding Engineer、KIYOラーニングが年初来安値を更新。関通、ロコガイド、Macbee Planet、フィードフォース、アンジェスが売られた。
