東証マザーズ指数は3日ぶり反発した。前週末比7.05ポイント高の904.35ポイントだった。
先週の地合いを受けて朝方はマイナスのスタートとなったが、10時頃からは値ごろ感から買い戻しが優勢となり、上昇に転じた。
特に、ロシュ傘下企業との提携を発表したそーせいが一時、ストップ高水準まで買われ、指数を11ポイントあまり押し上げた。そのほかUUUM、ロゼッタが上昇した。
マザーズ市場も値動きの軽い低位株や個別材料株物色が中心となりそうだ。
ただ、今月下旬からは主力企業の2019年4-6月期決算発表を控えているため、様子見ムードから上値は重い。
値上がり銘柄数は91、値下がり銘柄数は189となった。
個別では、富士山マガジンサービスがストップ高となり、そーせいグループ、ロゼッタ、バーチャレクス・ホールディングスは一時ストップ高となった。ジーエヌアイグループ、モルフォ、イグニス、GMOリサーチ、Sansanなど8銘柄は年初来高値を更新した。メタップス、フィル・カンパニー、UUUM、ヴィッツ、うるるが買われた。
一方、SOUが一時ストップ安と急落した。スタジオアタオ、Kudan、インフォネット、リビン・テクノロジーズ、フリークアウト・ホールディングスなど11銘柄は年初来安値を更新した。チームスピリット、フェニックスバイオ、アクセルマーク、シンメンテホールディングス、クラウドワークスが売られた。
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