マザーズ指数は続落、自律反発の域を出ない

東証マザーズ指数は前週末比5.00ポイント安の1015.33ポイントと続落。
個人投資家の関心が東証1部の好決算銘柄に向かっているなかでは、マザーズ銘柄の売買は盛り上がりづらい。
押し目買いの動きも期待されるところだが、自律反発の域を出ないだろう。なお、マザーズ市場では決算を手掛かりとした個別物色となっている。
値上がり銘柄数は85、値下がり銘柄数は167となった。
 
個別では、ジーエヌアイグループ、ゼネラル・オイスター、ジェイテックコーポレーション、ピーバンドットコム、アクセルマークなど24銘柄が年初来安値を更新。エディア、ティーケーピー、エーアイ、エル・ティー・エス、ユニフォームネクストが売られた。
 
一方、日本ファルコム、UUUM、アクリート、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、プロレド・パートナーズが年初来高値を更新。
携帯向け広告配信やベンチャー投資のUNITEDが大幅反発している。一時前週末比352円(14.9%)高の2709円とおよそ1カ月ぶりの高値を付けた。3日発表した2018年4~6月期の連結決算は純利益が前年同期の43倍の83億円となった。メルカリ(4385)の新規株式公開(IPO)に伴い、保有株の売却益を計上したのが寄与した。
 
他では、アドバンスト・メディア、G-FACTORY、SERIOホールディングス、ALBERTが買われた。

 

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