マザーズ指数は続落、積極的な売買は手控え

東証マザーズ指数は前日比25.79ポイント安の1008.59ポイントと続落した。
再開した米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の動向や6日に対中追加関税第3弾の発動見込みなど先行き不透明要因が多く、個人投資家による積極的な売買は手控えられた。相場の下げが続いていることで運用リスクを回避したい個人投資家が増えており、中小型株に売りが目立った。
メルカリが大幅安となったのをはじめ、そーせいやミクシィ、サイバダインなど指数への寄与度が高い時価総額上位の銘柄が軒並み下げた。
値上がり銘柄数は39、値下がり銘柄数は213となった。
 
個別では、トライステージ、フェイスネットワーク、チームスピリット、レアジョブ、プレシジョン・システム・サイエンスなど6銘柄が年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、ホットリンク、SKIYAKI、イオレ、メルカリが売られた。
 
一方、and factoryが一時ストップ高と値を飛ばした。オイシックス・ラ・大地は年初来高値を更新。エコモット、シンメンテホールディングス、地盤ネットホールディングス、GA technologies、エーアイが買われた。
 
6日にマザーズに上場したアンファクは公募・売り出し価格(公開価格、2570円)を56%上回る4010円で初値を付けた。
その後、制限値幅の上限(ストップ高水準)となる4710円まで上昇する場面があった。午前の取引は初値を1割強上回る4540円で終えた。

 

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