マザーズ指数は続落、新規上場株は活況。

東証マザーズ指数は続落した。終値は、前週末比3.93ポイント安の1183.07ポイントとなった。
日経平均株価が300円を越える上昇を記録しており、短期資金は東証1部市場へ流入。新興市場の物色人気が後退している。
新規上場株が買いを集める一方、前週末までに値上がりしていた銘柄は当面の利益を確保する売りが厚かった。市場では「新規上場株に資金が吸収され、他銘柄が上昇しにくくなった」との指摘があった。
 
値上がり銘柄数は93、値下がり銘柄数は144となった。
 
個別では、エル・ティー・エスがストップ安。グローバル・リンク・マネジメント、エニグモ、農業総合研究所、ロックオンなど17銘柄は年初来安値を更新した。
 
半面、ツナグ・ソリューションズ、12日に新規上場した一家ダイニングプロジェクトがストップ高となった。
ビーロット、パルマ、シェアリングテクノロジーなど9銘柄は年初来高値を更新した。
 
15日に上場したイオレは公開価格1890円の2.7倍の5100円で初値を付けた。終値は初値比7.8%安の4700円だった。
18日に上場したジーニーは公開価格1350円と比べ98%高い2674円で初値を付けた。終値は初値比0.2%高の2678円だった。
ナレッジSは終日買い気配のまま取引が成立しなかった。大引け時点の気配値は公開価格2000円の2.3倍の4600円だった。
すららネットも終日買い気配のまま取引が成立しなかった。大引け時点の気配値は公開価格2040円の2.3倍の4695円だった。

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