東証マザーズ指数は前日比22.71ポイント安の1154.11ポイントと続落。
東証1部銘柄への乗り換えを目的にした換金売りが優勢だった。
ただ、市場関係者は、新規上場銘柄の人気が継続するなど、投資意欲そのものが減退しているわけではない。このため、「東証1部銘柄の値動きが鈍れば、再び新興企業株が注目される」と、前向きな声も上がっていた。
値上がり銘柄数は51、値下がり銘柄数は189となった。
個別では、メドレックスが一時ストップ安と急落した。トライステージ、夢展望、ディジタルメディアプロフェッショナル、JIG-SAW、ビープラッツなど12銘柄は年初来安値を更新。ブティックス、旅工房、エヌ・ピー・シー、トレンダーズ、ファイバーゲートが売られた。
一方、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングスがストップ高。ユナイテッド、AMBITION、パルマ、クラウドワークス、ラクスなど12銘柄は年初来高値を更新。トランザス、みらいワークス、ライフネット生命保険、リアルワールド、アクアラインが買われた。
11日上場したコンヴァノはの初値は2189円と、公募・売り出し(公開)価格である930円の2.4倍となった。終値は2230円。上場2日目のヒューマンAも寄り付き、初値は3600円と公開価格(1170円)の3.1倍だった。
