マザーズ指数は続落、換金売り

東証マザーズ指数も大幅に続落した。終値は前週末比30.43ポイント安い911.58とおよそ1カ月半ぶりの安値だった。
東証1部市場は堅調な推移だが、新興市場上場銘柄への売りは続いている。
前引けにかけて若干値を戻す場面も見られたものの、主力銘柄が軒並み大幅安となっていたこともあり、投資家のセンチメントは悪化。後場には再び軟調な推移となり、3%安で取引を終えている。

今週は「今週は株式の新規公開が相次ぎ、投資資金がシフトする」と見込まれるため、既に上場している銘柄は処分売りに押されて値を崩すものが目立った。
ただ、前週末に公表した業績の進捗率が好調だったエニグモなど、好材料が出た一部の銘柄は人気を集めた。
 
売買代金は概算で760.37億円。騰落数は、値上がり35銘柄、値下がり227銘柄、変わらず3銘柄となった。
 
個別では、ギフトが一時ストップ安と急落した。ITbookホールディングス、トライステージ、イオレ、メディネット、ユナイテッドなど55銘柄は年初来安値を更新。シェアリングテクノロジー、モルフォ、Mマート、ピアラ、アルーが売られた。

一方、ジェネレーションパス、エニグモがストップ高。UUUM、ログリーなど4銘柄は年初来高値を更新。テックポイント・インク、マネジメントソリューションズ、システムサポート、GA technologies、クックビズが買われた。
 
 

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