マザーズ指数は続落、手じまい売り

東証マザーズ指数は前日比39.62ポイント安の1097.30ポイントと続落。5月19日以来の安値となった。
世界的に相場の地合いが悪化する中、新興企業市場も手じまい売りが広がる軟調な展開となった。マザーズでは時価総額上位銘柄が大きく値を下げ、指数の下落率が大きくなった。
後場一段安となり、下げ幅は3%を超えた。中国のネット規制などを警戒して売りが先行しており、主力ではBASE、プレミアアンチエイジング、メルカリなどが下落した。
前日の業績予想を下方修正したマクアケにも売りが集中した。前日に上場したサーキュも安い。
「マザーズだけで見れば、信用取引の評価損率は10%台後半まで広がっているとみられ、手の内は悪くなっている」との指摘があった。
値上がり銘柄数は38、値下がり銘柄数は326となった。
 
マザーズ市場にきょう新規上場したブレインズは公開価格(1780円)の2.3倍にあたる4165円で初値を付け、終値は3540円だった。
 
個別では、マクアケがストップ安。AMBITION、ベガコーポレーション、スタジオアタオ、ロコンド、ディジタルメディアプロフェッショナルなど70銘柄は年初来安値を更新。BASE、BCC、BlueMeme、ベイシス、アシロが売られた。
 
一方、グローバルウェイがストップ高。アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ポート、シック・ホールディングス、サーキュレーション、グッドスピードなど6銘柄は年初来高値を更新。LeTech、AmidAホールディングス、ツクルバ、バルニバービ、関通が買われた。

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