マザーズ指数は続落、売り優勢

東証マザーズ指数は前日比17.37ポイント安の780.99ポイントと続落した。
連日で昨年来安値を更新し、18年12月26日以来1年2カ月ぶりの水準に沈んだ。
相対的な出遅れ感に着目した打診買いを支えに朝方は小幅な上昇に転じる場面もあったが、買いの勢いは続かなかった。新型コロナウイルスの感染拡大懸念から東京株式市場全般が大幅続落となっており、マザーズ市場も売り優勢となった。
地合いの悪さを象徴したのはメドレー。昨年12月の上場以来の最高値まで駆け上がった後は大量の売りに押され、終値は前日比11%超の大幅安だった。市場では「株価が上がっても深追いせず、早めに利益確定売りを出す雰囲気が強い」との指摘があった。
値上がり銘柄数は61、値下がり銘柄数は248となった。
 
個別では、エムビーエス、ミクシィ、トランスジェニック、海帆、ジェネレーションパスなど62銘柄が昨年来安値を更新。MRT、メドレー、すららネット、プレシジョン・システム・サイエンス、AHCグループが売られた。
 
 一方、リアルワールド、フィードフォースがストップ高。Amazia、HENNGE、AI insideなど4銘柄は昨年来高値を更新。アプリックス、オイシックス・ラ・大地、Chatwork、フルッタフルッタ、イグニスが買われた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次