東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比52.85ポイント安い1081.57だった。
主力株への利益確定売りが続いており、高値圏のもみ合いから下放れた。直近IPO銘柄も売られていた。後場、安倍首相の辞任の意向が伝わって一段安した。下落率が6%を超える場面もあった。終値の下げ幅は3月9日以来のおよそ半年ぶりの大きさだった
市場関係者は「米長期金利が上昇し、株価指標でみて割高感のある成長株から銀行などの大型株に資金をシフトする動きが強まった」と指摘していた。後場は東証マザーズ指数先物取引についてサーキット・ブレーカーが発動された。
値上がり銘柄数は17、値下がり銘柄数は311となった。
個別では、ティアンドエス、バンク・オブ・イノベーションがストップ安。ケアネット、ニューラルポケット、インターファクトリー、ランサーズ、モダリスなど6銘柄は一時ストップ安と急落した。ブランディングテクノロジー、リファインバース、コパ・コーポレーション、フレアス、クックビズが売られた。
一方、イグニス、ユーザベース、GMOフィナンシャルゲート、インターファクトリー、EduLabなど6銘柄が年初来高値を更新。フルッタフルッタ、CYBERDYNE、トゥエンティーフォーセブン、グランディーズ、グッドスピードが買われた。
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