東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比17.01ポイント安い1057.98だった。
バイオ関連のカイオムやそーせいは上昇したが、日経平均株価の伸び悩みもあって徐々に利益確定売りが優勢になった。
株価上昇で乗り遅れた投資家が買い出動してくることへの期待感もあり、売り一巡後は出直ることも想定されよう。
市場では「日経平均が2万4000円を回復したことによる達成感が市場全体に広がっており、新興市場にもいったん利益を確定しようとの動きが出た」との見方が出ていた。
値上がり銘柄数は70、値下がり銘柄数は182となった。
個別では、トライステージ、WASHハウスが年初来安値を更新。メディカルネット、ユーザベース、エンバイオ・ホールディングス、UUUM、ウェルビーが売られた。
一方、ALBERTがストップ高。アプリックス、キャンバス、カイオム・バイオサイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。ピクスタ、アズーム、農業総合研究所、ラクス、フーバーブレインなど11銘柄は年初来高値を更新。エクスモーション、イントランス、メディネット、うるる、はてなが買われた。
