東証マザーズ指数は続落した。終値は前週末比28.60ポイント安の732.58だった。
米ナスダック安を背景としたグロース株売りの流れが響き、相対的に弱い値動きに終始した。このところ上昇が目立っていた銘柄を中心に、戻り待ちや利益確定の売りが出た。主力銘柄の下落が目立ち、指数を押し下げた。後場は735ポイントを挟んでの小動きとなりこう着感が強まった。
証券各社による目標株価の引き下げが相次いだメルカリは8%安。フリーや弁護士COMも下落した。一方、NTTドコモから通信鉄塔を購入すると25日に発表したJTOWERは制限値幅の上限で配分された。CCTやアスタリスクも買われた。
売買代金は概算で1202.19億円。騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり351銘柄、変わらず10銘柄となった。
きょう東証マザーズに新規上場したMHTは、午前に公開価格(630円)を上回る880円で初値を付け、終値は初値を1.9%上回る897円だった。午前には一時935円まで上昇したが、午後は売りに押される場面が目立ち786円まで下落する場面もあった。
個別では、ENECHANGEがストップ安。プレミアアンチエイジング、TORICOなど3銘柄は昨年来安値を更新。リボミック、アララ、バリューデザイン、ポート、弁護士ドットコムが売られた。
一方、ビートレンド、JTOWER、サイバー・バズがストップ高。ITbookホールディングス、ピクスタ、エッジテクノロジー、コアコンセプト・テクノロジーは昨年来高値を更新。イメージ・マジック、メディア総研、BeeX、アスタリスク、グローバルウェイが買われた。
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