マザーズ指数は続落、主力級銘柄に売り

東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比2.30ポイント安い1188.53だった。
株式相場全体の上値の重さが意識されたとみられ、目先の利益を確保する売りが優勢となった。主力級銘柄に売りが出て軟調な推移となった。
直近IPO銘柄では日本電解やConf、アイドマHDの下落が目立った。一方、JMDCやAppier、プレイドは上昇した。
売買代金は前日を上回ったが、指数は方向感に乏しかった。市場関係者は「新規材料のある小型株を買う動きが目立った」とコメントした。
売買代金は概算で1822.36億円。騰落数は、値上がり157銘柄、値下がり196銘柄、変わらず15銘柄となった。
 
6日に東証マザーズ市場に新規上場したBCC(7376)は買い気配が続き、初日は売買が成立しなかった。気配値を2990円と、公開価格(1300円)の2.3倍まで切り上げた。
 
個別では、総医研ホールディングス、ディジタルメディアプロフェッショナル、Aiming、シルバーエッグ・テクノロジー、すららネットなど18銘柄が年初来安値を更新。コンフィデンス、アイドマ・ホールディングス、ステムセル研究所、Fast Fitness Japan、ベイシスが売られた。
 
 一方、トラストホールディングスがストップ高。サイジニアは一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ、BlueMeme、日本電解、イーエムネットジャパン、ポートなど9銘柄は年初来高値を更新。Enjin、地盤ネットホールディングス、ブティックス、フレアス、ジモティーが買われた。

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