マザーズ指数は続落、主力株下落で買い手控え

東証マザーズ指数は前週末比33.15ポイント安の1073.06ポイントと続落した。
リスク回避姿勢が強まり、直近IPO銘柄が総じて売りに押された。リスク回避の流れから売買代金トップのメルカが6%安となった他、ZUU、ログリー、HEROZ、ラクスルなど直近IPO銘柄が総じて売りに押される展開となった。
また、時価総額の大きい主力銘柄が続落していることも個人投資家の投資マインドを悪化させ、マザーズ指数安の一因になっているようだ。
このため、最終的な米中間の通商問題がどのようなものになるのか全容がはっきりするまでは、金融市場の不透明感は払しょくされず、下値不安を抱えながらの動きが続きそうだ。
 
売買代金は概算で1051.05億円。騰落数は、値上がり39銘柄、値下がり212銘柄、変わらず4銘柄となった。 
個別では、ALBERT、ログリーがストップ安。ZUUは一時ストップ安と急落した。
フィット、ミクシィ、トライステージ、ユナイテッド、夢展望など39銘柄は年初来安値を更新した。キャリア、サンバイオ、アプリックス、ソケッツ、駅探は売られた。
 
一方、エコモットが一時ストップ高となった。ラクス、エムビーエス、シェアリングテクノロジー、ZUUなど8銘柄は年初来高値を更新した。
ライフネット生命保険、ASJ、ツナグ・ソリューションズ、和心が買われた。

 

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