東証マザーズ指数は続落した。前日比0.45ポイント安の878.92ポイントだった。
米国株式市場では、トランプ米政権が不法移民問題を理由としたメキシコへの制裁関税について、発動延期を検討していることが伝わり上昇した。
マザーズ市場でもこの流れを受けて朝方は買いが先行した。個人投資家のセンチメント改善に期待がかかるなか、指数インパクトの大きい銘柄や直近IPO銘柄に対する短期資金動きなっている。
一方で、為替市場では円相場が1ドル=108円台前半で高止まりしているほか、今夜には5月の米雇用統計の発表を控えている。本日は週末要因のポジション調整の動きが強まりやすくなり、上値は重い展開となっている。
値上がり銘柄数は164、値下がり銘柄数は107となった。
個別では、ロコンド、シェアリングテクノロジー、UUUM、フレアス、日本アセットマーケティングが年初来安値を更新した。ASJ、フルッタフルッタ、日本ホスピスホールディングス、ホープ、SHIFTが売られた。
一方、手間いらず、データホライゾン、FFRI、JIG-SAW、アルファポリスが年初来高値を更新した。JMC、イーエムネットジャパン、フリークアウト・ホールディングス、イーソル、NATTY SWANKYが買われた。
