マザーズ指数は続落、リスク回避姿勢

東証マザーズ指数は大幅に続落した。終値は前週末比69.80ポイント安い646.20だった。14年5月以来5年10カ月ぶりの安値を付けた。
新型コロナウイルスの感染拡大や原油安を受けて、投資家のリスク回避姿勢が一段と強まり、売りが優勢となった。日経平均が節目の2万円を割り込む中、マザーズ市場でもリスク回避の売りが続き、マザーズ指数は下げ幅を広げる動きとなった。一時641.18ポイントまで下落する場面もあるなど、全面安商状の厳しい相場展開となった。
また、マザーズ指数先物は取引開始から一本調子で下落したためサーキットブレーカーが発動され、午前11時台半ばから10分間、全限月の取引が停止された。
売買代金は概算で997.69億円。騰落数は、値上がり3銘柄、値下がり312銘柄、変わらず1銘柄となった。
 
個別では、アクリート、スペースマーケット、インパクトホールディングス、アジャイルメディア・ネットワーク、ジェイックなど6銘柄がストップ安。リネットジャパングループ、エコモット、くふうカンパニー、Chatwork、ウィルズなど11銘柄は一時ストップ安と急落した。エムビーエス、ミクシィ、インタースペース、FRONTEO、トライステージなど181銘柄は昨年来安値を更新。ブティックス、フルッタフルッタ、シャノン、Jストリーム、ブランディングテクノロジーが売られた。
 
一方、cotta、あんしん保証、メドレーが上昇した。

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