マザーズ指数は続落、リスク回避の動き
東証マザーズ指数は前日比40.56ポイント安の1204.23ポイントと続落。
3月31日以来3週ぶり安値。
前日の米国市場は、世界で新型コロナウイルス変異種感染が再び拡大、世界経済の回復を抑制するとの懸念から下落。米長期金利が低下する中でもハイテク株も含めて総じて終日軟調に推移した。日足チャートでは、75日移動平均線だけでなく、その下にある25日線までを一気に突き抜ける格好となり、嫌な形で終えた。
東証1部市場が全面安となる中、リスク回避の動きから新興市場からも資金が流出した。
20日に2020年10月~21年3月期の単独決算を発表したマクアケが大幅安。BASE、メルカリ、フリーなど主力株が軒並み売られた。オンコリス、ビザスクは上げた。
値上がり銘柄数は33、値下がり銘柄数は314となった。
個別では、エムビーエス、ITbookホールディングス、インタースペース、トライステージ、アールプランナーなど34銘柄が年初来安値を更新。ホープ、HENNGE、ユナイテッド&コレクティブ、マクアケ、ベストワンドットコムが売られた。
一方、ブティックスがストップ高。ファンペップは一時ストップ高と値を飛ばした。海帆、データホライゾン、スパイダープラス、バンク・オブ・イノベーション、Kudanなど9銘柄は年初来高値を更新。オンコリスバイオファーマ、Retty、ビザスク、global bridge HOLDINGS、フィットが買われた。
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