マザーズ指数は続落、バルテスは売買不成立
東証マザーズ指数は続落した。前日比16.00ポイント安の904.59ポイントだった。
東京株式市場全般が軟調な推移となり、マザーズ市場も売り優勢の動きだった。
時価総額上位銘柄やバイオ株の軟調推移が個人投資家心理の重しとなったようだ。結局、マザーズ市場は総じて戻りが鈍く、物色としても材料株や直近IPO銘柄の一角に留まった。
売買代金は概算で1001.98億円。騰落数は、値上がり89銘柄、値下がり190銘柄、変わらず5銘柄となった。
30日にマザーズ市場に上場したバルテスは買い注文が積み上がり、取引が成立しなかった。気配値を公開価格(660円)の2.3倍にあたる1518円まで切り上げた。
個別では、ITbookホールディングス、ピクスタ、農業総合研究所、ベガコーポレーション、アクセルマークなど11銘柄が年初来安値を更新した。自律制御システム研究所、インパクトホールディングス、フレアス、チームスピリット、弁護士ドットコムが売られた。
一方、フルッタフルッタ、リボミック、ホープがストップ高となった。ティーケーピー、データホライゾン、FFRI、JIG-SAW、ラクスなど13銘柄は年初来高値を更新した。ハウテレビジョン、神戸天然物化学、和心、GA technologies、グッドスピードが買われた。
