東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比13.79ポイント安い1157.28だった。
新たな悪材料が出たバイオ関連株などに見切り売りが目立った。前日に決算発表のあった医薬関連銘柄を中心に売りが膨らんだ。市場では「新規株式公開(IPO)銘柄に資金が向かっている」との声もあり、指数の上値は重かった。再生細胞薬の国内製造販売の承認申請が遅延すると発表したサンバイオが売られたほか、メルカリやGAテクノ、モダリスが下落した。BASEやGMO-FG、HENNGEが上昇した。
値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は216となった。
16日に東証マザーズ市場に新規上場したバルミューダは初値(3150円)を大きく上回って取引を終えた。終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)である初値比700円(22.2%)高の3850円だった。
16日に東証マザーズ市場に新規上場したFFJは初値(3000円)を大きく上回って取引を終えた。初値比440円(14.7%)高の3440円だった。
個別ではサンバイオ、モダリスがストップ安。スタメン、フィーチャ、アクトコールなど4銘柄は年初来安値を更新。ソレイジア・ファーマ、ジェネレーションパス、Mマート、ホットリンク、チームスピリットが売られた。
一方、ライトアップ、バルミューダ、アディッシュがストップ高。プレミアアンチエイジングは年初来高値を更新。さくらさくプラス、ファンデリー、リーガル不動産、オークファン、コマースOneホールディングスが買われた。
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