東証マザーズ指数は前日比34.63ポイント安の908.69ポイントと続落した。
東証1部市場の上昇基調に続き、朝方のマザーズ市場にも主力大型株同様に買いが先行した。しかし、これまで先行して値上がりしていた指数インパクトの大きいバイオ・創薬関連株を中心に売りに押された。
寄り付き後はマイナス圏に沈んだ。前場半ばにかけて安値を更新すると、その後は下げ渋る展開となったものの、積極的な押し目買いの動きは限られた。
ただ、人工知能(AI)や仮想通貨関連株には急伸する銘柄が目立ち、市場関係者は、「市場の雰囲気は決して弱気ではない」という。
売買代金は概算で1541.71億円。騰落数は、値上がり42銘柄、値下がり228銘柄、変わらず11銘柄となった。
個別では、オンコリスバイオファーマがストップ安。ASJは一時ストップ安と急落した。ジーエヌアイグループ、アズーム、アセンテック、ビリングシステム、ソーシャルワイヤーなど16銘柄は年初来安値を更新。アンジェス、霞ヶ関キャピタル、窪田製薬ホールディングス、フレアス、メディカルネットが売られた。
一方、みらいワークス、エードットがストップ高。ASJ、串カツ田中ホールディングス、ソケッツ、GMOリサーチ、ALBERTなど11銘柄は年初来高値を更新。イオレ、リファインバース、識学、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、日本リビング保証が買われた。
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