マザーズ指数は続落、ハイテク系の銘柄に売り

東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比2.98ポイント安い1157.72だった。
15日の米国市場のハイテク株安の流れを受け、新興市場でも連動しやすいとされる時価総額の大きいハイテク系の銘柄に売りが出た。フリーやPアンチエイ、オキサイドが下落した。
ただ、3~5月期の純利益が増益だったビザスクなど個別材料のある銘柄には買いも入り、指数は底堅く推移した。ココナラや関通が上昇した。
値上がり銘柄数は163、値下がり銘柄数は181となった。
 
16日にマザーズ市場に上場したラキールは11時26分、公開価格(1400円)を77.1%上回る2480円で初値を付けた。一時2700円まで上げ、午前終値は2623円だった。
 
個別では、ベガコーポレーション、FFRIセキュリティ、エコモット、アララ、日本情報クリエイトなど23銘柄が年初来安値を更新。ロゼッタ、オンデック、ASJ、ウォンテッドリー、ワンダープラネットが売られた。
 
一方、リアルワールドが一時ストップ高と値を飛ばした。サンワカンパニー、ベイシス、プレミアアンチエイジング、シンメンテホールディングス、ステムセル研究所など9銘柄は年初来高値を更新。関通、ビザスク、ツクルバ、シャノン、Branding Engineerが買われた。

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