東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比8.17ポイント安い856.93だった。
外部環境の悪化を受けるなか主力級銘柄の大幅安に影響されるかたちで続落となった。前日の米国市場は、トランプ大統領が米中貿易協議について「第1段階の合意は署名が間近だ」と強調する一方、具体的な首脳会談の日時や場所には言及しなかったことで、協議進展への期待が薄れ、NYダウは横ばいとなった。
マザーズ市場では、時価総額の大きいそーせいが決算を受けた失望売りで大幅下落スタートしたのに伴い、続落して始まった。その後も、日経平均が200円超下げて推移したり、香港ハンセン指数が大幅下落したことなどが個人投資家センチメントの重石となり、上値の重い展開が続いた。
値上がり銘柄数は99、値下がり銘柄数は188となった。
個別では、リビン・テクノロジーズ、ログリーがストップ安。ジェネレーションパス、ALBERT、スマレジ、パワーソリューションズ、メドレックスなど10銘柄は年初来安値を更新。ユーザベース、そーせいグループ、エードット、ジェイック、インタースペースが売られた。
一方、ピーバンドットコム、ラクス、コプロ・ホールディングスが年初来高値を更新。JIG-SAW、MTG、GA Technologies、シェアリングテクノロジー、Lib Workが買われた。
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