東証マザーズ指数は小幅続伸した。前日比0.03ポイント高の891.58ポイントだった。
前日の米株高を受けて投資家心理が改善され、日経平均と同様に朝方からマザーズ市場にも買いが入った。
その後は為替市場における円安一服などを背景に個人投資家センチメントが悪化し、利益確定の動きからマザーズ指数はマイナスに転じる場面もあった。後場にかけては、米半導体企業の決算を受けた東証1部の主力大型株が物色の中心となったことから、マザーズ市場は次第に様子見ムードの強まる展開となった。
売買代金は概算で743.40億円。騰落数は値上がり132銘柄、値下がり151銘柄、変わらず7銘柄となった。
24日にマザーズ市場に新規上場したB&Pは2313円で取引を終え、初値2400円を下回った。売買代金はマザーズ市場で、そーせいに次ぐ2位となった。
個別では、ベガコーポレーションがストップ高となった。ジーエヌアイグループ、アセンテック、イグニス、メディア工房、システムサポートなど8銘柄は年初来高値を更新した。ホープ、アルー、モルフォ、GMO TECH、リネットジャパングループが買われた。
一方、Aiming、ナノキャリア、シンメンテホールディングス、ポートが年初来安値を更新した。エクスモーション、MTG、ロコンド、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、はてなが売られた。
