東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比11.97ポイント高い1265.67だった。
前日の米株式相場の上昇を背景に、マザーズ指数は寄り付き直後にこの日の高値を付けると、朝方一転してマイナスに転じる場面もあったが、その後はしっかりした値動きだった。BASEなどの値がさ株がけん引して年初来高値を更新し、連日で2年8カ月ぶりの高値を付けた。直近IPO(新規株式公開)銘柄を中心に利益確定の売りが出る一方、IT関連株などに買いが入った。
そのほか、ギフティなどが上昇した。半面、ヘッドウォやrakumo、Ineなどの直近IPO銘柄の多くは下落した。値上がり銘柄数は219、値下がり銘柄数は101となった。
2日にマザーズ市場に新規上場したタスキは6日に初値を付けた。終値は6060円で、初値を1000円(19.8%)上回った。
個別では、タスキ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。アクシスは一時ストップ高と値を飛ばした。Lib Work、インタースペース、ジーエヌアイグループ、SREホールディングス、メディカルネットなど24銘柄は年初来高値を更新。スマレジ、地盤ネットホールディングス、ブティックス、SERIOホールディングス、イードが買われた。
一方、オンコセラピー・サイエンス、rakumo、トヨクモ、I-ne、フィードフォースが売られた。
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