東証マザーズ指数は前日比12.25ポイント高の1125.63ポイントと続伸した。
外国為替市場での円安やアジア主要株価の底堅い値動きなど外部環境の好転を背景に、買い戻しが優勢となった。
駅探やALBERTが高く、東証1部への指定替えが決まった検索サイト運営のじげんも買われた。
一方、メルカリは続落。前日売られた地合いを引き継ぎ、午前9時20分過ぎには一時、前日比345円安の4565円まで下落し安値を更新したが、心理的な抵抗線である4500円台に到達したことから下値には買いが流入し、一時プラス圏に浮上する場面があった。ただ、上値では売りに押され買い一巡後は頭を押さえられた。
値上がり銘柄数は169、値下がり銘柄数は69となった。
個別では、ALBERTがストップ高。AMBITION、駅探、すららネット、JMC、ソネット・メディア・ネットワークスなど7銘柄は年初来高値を更新。
レントラックス、グレイステクノロジー、ASJ、じげん、ユーザベースは値上がり率上位に買われた。
一方、シリコンスタジオ、メルカリが年初来安値を更新。ビープラッツ、インターネットインフィニティー、ブティックス、アルファポリス、和心が売られた。
マザーズ上場2日目のログリーは9時20分に寄りつき、初値は4635円と公募・売り出し(公開)価格の約2.5倍となった。前引けは4200円。
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