東証マザーズ指数は続伸した。
終値は前日比17.65ポイント高の1027.61だった。
米国株の上昇を背景に東京市場全般に朝方から買いが先行するなか、個人投資家のリスク回避ムードが改善したことでマザーズ市場にも自律反発狙いの買い戻しの動きがみられた。また、後場に発表された東証1部の資生堂決算を受けて、日経平均がマイナスに転じるなか、翌日以降に決算を控えるミクシィやPKSHAのほか、サンバイオなど時価総額上位銘柄に関心が向かった。マザーズ指数は引けにかけて上げ幅を拡大した。
市場関係者は「株価はしっかりした銘柄が多かったが、ボリュームが乏しい」と指摘していた。なお、売買代金は概算で745.09億円。騰落数は、値上がり191銘柄、値下がり63銘柄、変わらず8銘柄となった。
個別では、エクストリーム、リンクバル、ソネット・メディア・ネットワークスがストップ高。JMC、ジャパンエレベーターサービスホールディングスなど3銘柄は年初来高値を更新。テモナ、モブキャストホールディングス、エンカレッジ・テクノロジ、弁護士ドットコム、ジーンテクノサイエンスが買われた。
一方、ファンデリー、ゼネラル・オイスター、フォーライフ、アクセルマーク、ドリコムなど15銘柄が年初来安値を更新。データセクション、HANATOUR JAPAN、Mマート、ライフネット生命保険、MTGが売られた。
