東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比14.71ポイント高い1167.49だった。
世界的に新型コロナの感染拡大ペースがなお高水準で推移し、それに伴い各種自粛要請や営業規制が強化中、さらに変異種への懸念もくすぶるなか、22日上場のウェルスナビが本日も大幅続伸するなど、個人投資家の物色意欲はなお旺盛だ。
新型コロナウイルス表面のタンパク質に結合する抗体を取得したトランスGは制限値幅の上限(ストップ高水準)で買い気配となった。アンジェスやJTOWERが上昇した。一方、BASEやAIins、エヌピーシーは下落した。
23日に東証マザーズ市場に上場したエネチェンジは上場2日目のきょう、公募・売り出し価格(公開価格、600円)の4倍にあたる2400円で初値を付けた。値上がり銘柄数は215、値下がり銘柄数は111となった。
個別では、ウェルスナビ、いつもが一時ストップ高と値を飛ばした。CRI・ミドルウェア、Kaizen Platformなど4銘柄は年初来高値を更新。アイ・ピー・エス、フルッタフルッタ、メディアシーク、プレイド、カラダノートが買われた。
一方、ASJ、モブキャストホールディングス、UUUM、日通システム、インターファクトリーなど9銘柄が年初来安値を更新。交換できるくん、アイキューブドシステムズ、アクセルマーク、かっこ、インバウンドテックが売られた。
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