東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比15.10ポイント高い1148.58と、10日以来約2週ぶりの高値をつけた。
米国市場やマザーズ先物のナイトセッションが下落した流れを受けたものの小幅高でスタートした。寄り付き後は、メルカリやBASEなど時価総額上位の銘柄が徐々に上げ幅を拡大し相場を押し上げ、マザーズ指数は上げ幅を拡大、底堅い値動きでの推移となった。
また、時価総額が上位銘柄である、ウェルスナビやPアンチエイジが売買代金上位銘柄として大幅上昇したことも相場を下支えし、マザーズ指数は続伸で本日の取引を終了した。
米国での過度なインフレ懸念が和らぎ、日経平均株価がハイテク株を中心に堅調に推移するなか、新興市場でも成長期待の高いハイテク銘柄に買いが入った。
ウェルスナビやPアンチエイ、AIinsが上げた。ベビカレが大幅高。一方、マネフォやユーザベース、ライフネットが下げた。
売買代金は概算で1311.37億円。騰落数は、値上がり193銘柄、値下がり151銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、イーエムネットジャパン、ベビーカレンダー、和心が一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、アズーム、プレミアアンチエイジング、アドベンチャー、日本スキー場開発など8銘柄は年初来高値を更新。HANATOUR JAPAN、ベルトラ、みらいワークス、ベストワンドットコム、i-plugが買われた。
一方、フィーチャ、ホープ、コパ・コーポレーション、CYBERDYNEが年初来安値を更新。キャリア、Fringe81、ENECHANGE、ウォンテッドリー、INCLUSIVEが売られた。
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