マザーズ指数は続伸、方向感に乏しい展開

東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比32.87ポイント高い1154.51で、年初来高値を更新した。
前日の米国市場で長期金利の低下とともにハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は過去最高値を更新。本日の東京株式市場でもこうした流れを引き継いだ。また、本日の日経平均は前日終値を挟み方向感に乏しい展開となったが、これも個人投資家の新興株物色を促したとみられる。
きょうからポイント還元策「マイナポイント」が始まり、自治体からマイナンバーカード利用を促すコンサルティング業務を受注しているITbookには思惑的な買いが入った。このほか、次世代の移動サービス「MaaS(マース)」事業で業務提携すると発表した駅探はストップ高水準まで買われた。売買代金は概算で2723.15億円。騰落数は、値上がり231銘柄、値下がり89銘柄、変わらず8銘柄となった。
 
個別では、総医研ホールディングス、駅探、Sun Asterisk、インターファクトリー、バンク・オブ・イノベーションなど6銘柄がストップ高。ジーエヌアイグループ、cotta、ロコンド、データホライゾン、アプリックスなど21銘柄は年初来高値を更新。BuySell Technologies、ティアンドエス、松屋アールアンドディ、メタップス、BASEが買われた。
 
一方、アクトコール、G-FACTORY、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、フーバーブレイン、プレシジョン・システム・サイエンスが売られた。

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