マザーズ指数は続伸、新規上場銘柄がにぎわう

東証マザーズ指数は続伸した。前日比11.37ポイント高の907.88ポイントだった。
前日の米国株式市場で、連邦公開市場委員会(FOMC)を通過して利下げ期待の高まりから主要3指数が上昇した流れから、本日のマザーズ市場は底堅いスタートとなった。
 
朝方にいったん利食い売りの動きもみられたが、堅調なアジア株式市場の動向や日経平均の上昇を背景に、個人投資家心理も次第に上向き、マザーズ指数は大引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。
 
新規上場したピアズは公開価格を上回る堅調な値動きとなり、前日上場したSansanが小幅高となるなど、新規上場銘柄がにぎわっており、相場を支えた。
ピアズは初値形成後、11時24分にはこの日の高値6500円をつけ、後場中盤にかけて6000円台前半で推移したが、後場終盤になると利益確定売りが目立ち、5230円と初値を下回って上場初日の取引を終えた。
 
売買代金は概算で1390.93億円。騰落数は、値上がり195銘柄、値下がり81銘柄、変わらず8銘柄となった。

個別では、アクアラインがストップ高となり、ピアズは一時ストップ高となった。キャンディル、イオレ、データホライゾン、JIG-SAW、ユーザーローカルなど12銘柄は年初来高値を更新した。マーケットエンタープライズ、ユーザベース、マネジメントソリューションズ、シェアリングテクノロジー、CRGホールディングスが買われた。
 
一方、Lib Work、フィット、ユナイテッド&コレクティブ、バルテス、中村超硬が年初来安値を更新した。Kudan、ソーシャルワイヤー、イーソル、HEROZ、バーチャレクス・ホールディングスが売られた。
 

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