東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比20.78ポイント高い1135.41で、7月14日以来、1か月半ぶりに75日移動平均線を奪回した。
前日の米ハイテク株高が投資家心理の支えになった。マザーズ市場を中心とした新興市場への資金の回帰が続いている。
9月1日のデジタル庁発足を前に、AIinsや弁護士COM、フリーなど業務のデジタル化を推進するサービスを提供している銘柄への思惑買いが目立った。都営地下鉄大江戸線の都庁前駅構内で、共用設備を活用して高速通信規格(5G)環境を整備する協力事業者に選定されたと発表したJTOWERが買われた。Pアンチエイも上昇した。一方、HENNGEやすららネットが下落した。
値上がり銘柄数は235、値下がり銘柄数は129となった。
個別では、グローバルウェイ、AI inside、イーエムネットジャパン、INCLUSIVEがストップ高。サーキュレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、ジェイフロンティア、ツクルバ、JMDC、MRTなど10銘柄は年初来高値を更新。BlueMeme、日本ホスピスホールディングス、ヘッドウォータース、コンフィデンス、ニューラルポケットが買われた。
一方、エクスモーション、ホープが年初来安値を更新。シェアリングテクノロジー、すららネット、デコルテ・ホールディングス、バリュエンスホールディングス、Birdmanが売られた。
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