マザーズ指数は続伸、投資家心理改善

東証マザーズ指数は前週末比5.37ポイント高の894.36ポイントと続伸。
前週末の米国株式市場において米中貿易協議の進展期待を背景に主要3指数が揃って反発した一方で、日本では、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効が回避されたことなども投資家心理の下支えに寄与した。
東京市場全般が堅調に推移し、新興市場も投資家心理改善の恩恵を受けた。
直近IPO銘柄のトゥエンティーフォーセブンや時価総額上位銘柄のメルカリなどが上昇した一方で、アンジェスやそーせいなどのバイオ関連株が一部軟調だった。
今週から12月の新規株式公開(IPO)にかかるブックビルディングが徐々に始まるため、個人投資家の換金売り圧力が少々気に掛かってくるところではある。
 
値上がり銘柄数は211、値下がり銘柄数は83となった。

 
個別では、Lib Work、アドウェイズがストップ高。グランディーズ、くふうカンパニー、弁護士ドットコム、レアジョブ、FRINGE81など11銘柄は年初来高値を更新。ジーンテクノサイエンス、コンヴァノ、HENNGE、フィードフォース、日本リビング保証が買われた。
 
一方、イグニス、メドレックス、アクアラインが年初来安値を更新。アンジェス、ピーバンドットコム、VALUENEX、Link-U、中村超硬が売られた。
 

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