マザーズ指数は続伸、幅広い銘柄に買い

東証マザーズ指数は前日比32.41ポイント高の709.03ポイントと続伸した。
3月6日以来およそ1カ月ぶりの高値を付けた。
東京株式市場全般が大幅高となったことで、マザーズ市場もジリ高基調。主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。
新型コロナウイルスの感染状況が最大の関心事となる中、この日は治療薬開発への思惑などからバイオ医薬品関連株がにぎわった。また、外出自粛やリモートワークが広がっており、情報セキュリティーに関わる銘柄も買いを集めた。
コロナワクチンの治験開始を前倒しすると伝わったアンジェスはストップ高まで買われ指数上昇を牽引した。このほかサイバーセキュリティクラウド、メドレックスが上昇し、指数を押し上げた。そーせいが上昇したほか、6月から始める予定のオンライン名刺交換サービスへの期待や今期の黒字転換の見通しを保ったSansanが買われ指数を押し上げた。
「きょうの東京市場は個人の活発さが目立った」といい、マザーズ市場の売買代金は1341億円と今年最大になった。
値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は58となった。
 
個別では、ディジタルメディアプロフェッショナル、ALBERT、ビープラッツ、gooddaysホールディングス、東名など14銘柄がストップ高。パルマ、Kudanは一時ストップ高と値を飛ばした。ベガコーポレーション、サーバーワークス、Link-U、Chatwork、サイバーセキュリティクラウドなど11銘柄は年初来高値を更新。メドレックス、ビーアンドピー、ヴィッツ、リビングプラットフォーム、アディッシュが買われた。
 
一方、ステムリム、松屋アールアンドディ、ツクルバ、AmidAホールディングス、ブランディングテクノロジーが売られた。
 

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